諦めなかったMAGENTAのインストール
とっても久々のブログへの投稿です。
もはや、ブログとは言えないレベル(汗)。
この間にも、テクノロジーは進化を止めない。あっという間にAIブームが到来し、あちらこちらで生成AIが生まれては発展を続けています。
このテーマでMAGENTAを取り上げた時は、まだChatGPTが出てくる前で、AIブームの入り口だったような気がします。
反面、なかなか環境生成ができず、取り組みをサボっておりました。
最近、20年ぶりに自作PCを組んだこともあり、生成AIに取り組み始めたのですが、その一環で決着をつけようと思い立ち、再度環境生成に取り組みましたので、結果をご紹介します。
といっても、素人の取り組みですので、どこまで参考になるかは?ですが。
(記事は2024年3月25日時点での状況です)
M1Macへ再度インストールを試みる
どこで引っ掛かっていたかというと、やはりPythonのバージョンの問題に尽きます。結果的には、tensorflowに関係したエラーを自力では取り除けませんでした。
前回ギブアップしたのも同様で、現象としては
$zsh: illegal hardware instruction python magenta/models/melody_rnn/melody_rnn_generate.py
というもので、いろいろ調べてみるとM1 Macに対するtensorflowの適用の問題だということがわかりました。ここまでが、前回までにトライしたところ。
これを解決すべく、いろいろと頑張ってみました。
M1 Macにtensorflowを入れるには
いろいろなサイトをみると、やはり利用するtensorflowをM1用のものを用いるといった内容が圧倒的に多かったような気がします。基本、gitからモジュールを持ってくるか、直接ダウンロードするか。
このやり方で、頑張ればできないことはないことがようやくわかりました(汗)。
まずトライしたのは、筆者が勉強をしている本、「Magentaで開発 AI作曲 斉藤 喜寛著 オーム社著」でのインストール方法です。
この通りで当然大丈夫なのですが、中の記載ではtensorflowなどのバージョンと、Pythonのバージョンに注意するように記載があるので、その通りに指定をしながらやるのですが、やり方が悪いのかどうしても最後まで行きつかず、試行錯誤の日々でした。
そうこうしているうちに、いろいろなブログを探してはみたものの決定打が探せず、結局のところgitでの記載をもとに進めることになりました。ここにはインストール用のスクリプトも置いてあって、結局この方法でやるとバージョン間の依存問題にはあたりませんでした。
この方法でもmagentaのインストールには相当時間がかかりましたが、やはりここでtensorflowのバージョンと、肝心のMAGENTAのバージョンに関して入れ子になっていて、現状の自分の力量ではどうにもなりませんでした。
本当にそうなのかは非常に自信がなかったのですが、「こもれびAIへようこそ」様のブログを参考にさせていただき、これで諦めがつきました。
M1 Mac(arm64)では、Pythonは3.9からしか対応していません。tensorflowのプラグインを動かすことができます。pyenvでPython3.8を入れることも可能ですが、magentaが入りません。
Rosetta(x86)で入れると、magentaをインストールできますが、tensorflowを動かすことができません。
© こもれびAI DeepLearning. 20236/28 【Mac】AI作曲 Magentaのインストール方法より
tensorflowの導入はなんとかなるものの、このバージョンだとMagentaがうまくインストールできない、というものです。M1 MacでMagentaが利用しているPython3.7でうまく動いてくれれば、なんとかなりそうなのですが。
これからどうする?
なんとしてでもMagentaを動かしたい私は、以前も失敗しましたがWindows環境へのインストールを試すつもりです。
時代は進んでいますが、まずは一歩づつ。頑張ろう。
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