下垂体腺腫になりました

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それは突然やってきた

つい最近、タレントのガンバレルーヤよしこさんが罹患したことで聞いた方もいらっしゃるかもしれません。今日はかつて罹患してしまったこの病気を少し思い出しながら書いてみます。もしかしたら、同様に罹患して不安な思いをしている方がいらっしゃるかもしれません。私の経験談が少しでも役に立てば幸いです。

タイトルの通り、それは突然の出来事でした(病気なんだから、当たり前ですね)(汗)

日記を見ると、今から4年前の2016年4月28日、突然の微かな頭痛から始まりました。自分は子供の頃偏頭痛持ちでしたが、そういう痛さとは違ってました。また、他の頭の重病のように何かに殴られたような激痛ではない、何というか、まあ普通の痛みでした(わかりにくくてすいません)。

その後、なんとなく市販薬を飲みながら軽い痛みと付き合いつつ、5月2日に家内と箱根までドライブに出たのですが、この時ナビの画面が非常に見にくかったのをよく覚えています。この時、自分はまだ老眼ではなかったので、「あ、いよいよ老眼来たか!」と言うような感じで、あまり深刻に考えませんでした。(ただし、後で家内に聞くと明らかに様子がおかしかったようです)このように、初期の自覚症状は頭痛と視覚異常でした。

それから数日後、今度は義母が上京されたのですがその前日から首回りや頭痛がひどくなり、市販薬(ロキソニン)でも効かない状態になってました。この時、「首の痛みの方は(連休前に購入していた)腹筋台で頑張りすぎたせいで首回りを痛めたんだ」と思ってました。頭痛もそのせいかな、と。いわゆる正常性バイアスって奴ですね。

下垂体腺腫とは?

そもそも、下垂体腺腫とはどういう病気なんだか、みなさんご存知でしょうか?

今の時代はググれば山のように記事が出てくるので見ていただければと思いますが、このサイトが簡潔に書かれているので参照させていただきました。下垂体とはそもそも、頭蓋骨のど真ん中にある部位で、ホルモンを分泌するのが主な機能なんだそうです。ここに腫瘍ができるのがこの病気なのですが、症状の出方はいろいろあって、当然の事ながら良性も悪性もあります。ただ、ほとんどが良性の腫瘍のようでそういう意味からすると、病気名から受ける印象よりは恐れる必要は少ない病のように感じます。また、この病気はホルモンを分泌する部位に関わるため、このホルモンの供給に問題を生じる場合が多いらしく、冒頭のタレントさんはこの障害が肉体症状として表面化した模様です。小生の場合は、ホルモン分泌には関係しない「非機能性腫瘍」というやつらしく、ホルモン系の肉体症状は現れませんでした。

下垂体腺腫については、この後もう少し整理してみたいと思います。

子供の日

5月4日、休日中で病院もあまり満足に開いてなかったのですが、救急病院に駆け込むことに。頭痛は首が痛いせいと思い込んでいたのでヘルニアを疑い整形外科でレントゲン撮影するも、問題なしで帰宅、その後翌日になっても頭痛が治まらず、近所の救急指定の脳神経外科に歩いて行きました。これが子供の日。

即CTを撮ってくれて、「おやおや?」と言うことで即MRI。即入院と相成りました。その時は「卒中の疑いあり」と言うことだったんですが、MRIの結果、下垂体腺腫となったのであります。

(続く)

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